東京日本橋歯科
インプラント手術室について

確かな医療を実現するための設備

以前より別施設にあったクリーンルーム仕様の東京日本橋歯科インプラント手術室を日本橋診療所内に移設致しました。
インプラントおよび各外科処置に使用するための手術室は、天井に高性能HEPAフィルターを有し、垂直層流方式で部屋全体の空気を循環させて清浄化させたクラス10000のクリーンルームとなっております。(クラス10000とは、1立方フィート(約30cm四方)の空気中に含まれる0.5μm微粒子が10,000個以下)

高性能HEPAフィルターが設置され、1時間に30回の室内の空気の循環を行なっています

高性能HEPAフィルターが設置され、1時間に30回の室内の空気の循環を行なっています

手術室に入る際には、まず手術室用気密ドアから前室に入ります。気密ドアはエアタイトドアと呼ばれ、閉扉時には床面との隙間が閉じるような気密性に優れた構造となっております。
前室も手術室同様にクラス10000のクリーンルームとなっており、入り口の気密ドアが閉まると手術室への自動ドアが開くようになっております。こうすることで、入室時に外気中の粉塵が手術室に持ち込まれないようにし、さらに手術室内は陽圧になるように保たれているため、清浄度がより安定して保たれるようになっております。

確かな医療を実現するための設備

インプラント手術室の入室扉の気密ドア

壁面には、抗ウィルス・抗菌作用のある壁面材を施し、室内の衛生状態を保つために高い効果を発揮しています。(AICA社製ウィルテクトを使用した手術室は、当院の手術室が日本初となります。)
また天井には、コンパクトな灯体ながら光の質、機能ともに、iLED無影灯として世界最高峰の性能を持つドイツ・Trumph社の無影灯を完備し、術者、術野にたいして最適な光による明視野での手術を可能としました。

確かな医療を実現するための設備

Trumpf社のILED7無影灯を完備

1本のインプラント手術から骨の移植を伴う数本のインプラント手術にも同じく、この手術室を使用しております。
どのようなインプラント症例においても、可能な限り清浄化され、管理された環境でインプラント手術や各種外科処置、骨移植処置を行うことによって、医療環境の充実を図り、患者さんにとっても、我々医療従事者にとっても安全かつ安心な医療を行うことを目指しております。

インプラント治療についての詳細は、こちらに詳しく掲載しております。
インプラント治療の詳細